マインドフルネス

私達は普段約1日の半分を、心に任せて無意識に過ごしていると言われています。マインドフルネスは、そのような心に従い振り回される側から、観察する側にまわり、心が穏やかで役に立つようにトレーニングする練習です。

頑張りすぎている心に気づきを向けて手放し、穏やかで優しい気付きを働かせる時間をとってみましょう。短い時間でも、姿勢、体の感覚、呼吸に注意を向けると自分の心とそれらの関係性がわかり、より心の観察が進んでいきます。

マインドフルネスは、今この瞬間、心と体に起きていることに注意を払い、何が起きているのか把握する練習です。普段の私達は認識するだけではなく、認識の後に解釈や概念を加えた歪んだ世界を見ていて、その歪んだ世界の中でおかしな反応をしています。

初めて瞑想する人の多くが感じることは、自分の心がいかにコントロールが効かずに彷徨いやすいのかということ、そしてそれに対して否定的な評価を下すことからくるフラストレーションです。「瞑想がうまくてできない」と感じて瞑想をやめ…